こんばんは!栃木・群馬・埼玉・茨城でデバンニング活動をしております、株式会社Mr.DevanningのMr.Kです!
本日弊社ではトータル28本のデバンニング作業を行いました。
ご依頼いただきました企業様ありがとうございました!
さて今日は物流用語の「検品」をテーマにお話ししようと思います。
物流においてなくてはならない「検品」を今日は学ぶコーナーです(^^)/
もう知っているよ!という方も復習もかねてぜひ最後まで見ていってください♪
今日の流れとしては
・検品とは
・検品をする理由
・検品業界が抱えている課題
こんな順番でお話をしていきます。
それでは早速始めていきます。
まず検品とはどういう作業なのか
「検品」とは、品物を検査することを言います。様々な業界で用いられている言葉であり、その業務内容は業界によって様々です。物流における「検品」とは、商品の受け取り手側が商品の品質や数量、種類が正しく届いたかを調べることをいいます。また、商品を出荷する際に同様の検査をすることもあります。
種類としては
①数量検品
商品の品目と数量に間違いが無いかチェックする基本の検品作業。
発注した商品を入庫した際、または発注された商品を出庫する際、伝票と照らし合わせて、入手庫の数量を確認し、漏れを防ぎます。
②不良検品
不良検品は傷や汚れなどがないかを調べて取り除いたり、アパレル用品とかですと破れている衣服を見つけたりします。
③混入検品
食料品などは混入検品を行うところもあります。密閉されて完成した食料品を封を開けずに中身の状態を確認できる機械を使いチェックしたりもできます。もし異物などが混入している場合には破棄されることもあります。
④作動検品
作動検品は電子機器などが正常に動くかどうかを確かめます。
また、スマートフォンのアプリなども挙動にバグがないかを調べることも作動検品です。
⑤出荷検品
出荷検品は最終的に出荷する際に、現品と予定されていた完成品との差がないかを最終チェックする作業のことを言います。出荷工場ではほぼすべての工場や倉庫が検品作業を行っており、重要な作業過程の一つと言えます。
このあたりかなと思います。
続いてなぜ検品作業をするのか?
入庫の際に検品を行わないと、入庫した商品が予定通りの個数が入ってきているか分かりません。実際の数が予定個数より多い場合はまだ良いのですが、少ない場合は出庫の際にはじめて個数が足りないことに気づきます。その場合、在庫切れなどでお客様に迷惑をかけてしまう可能性があるのです。
また入庫の際に商品の種類が違ったり、破損があった場合にも、入庫時検品を行わないと不良品を出庫してしまうことに繋がってしまいます。
このように物流においては、検品を行わないと後工程の方に迷惑をかけてしまう可能性があります。そのため、物流の合間できちんと適正なモノが届いているかを確認する必要があるのです。
検品を行うとどのようなメリットがあるのか
では検品を行うと、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
①誤出荷防止
いくら適切に保管や出荷作業を行ったとしても、入庫されてきた商品がそもそも間違っていれば、誤出荷が発生してしまいます。
入庫時に検品をすることで、そういった誤出荷を防ぐことが出来、物流品質向上に繋がります。
②納品ミスの把握
誤出荷や在庫切れ・紛失などが発生した際に、そもそも問題がどこで起こったかを調べる必要があります。保管していた商品が1つ足りない。などの問題が起こった場合、そもそも入庫の段階で1つ足りていなかったかもしれません。
入庫時に予定通りの商品内容・数量かどうかを調べることで、問題があった際に迅速に仕入れ先などに知らせることが出来、責任を明確化することに繋がります。
検品業界が抱える主な課題
ここまで「検品」作業の重要性をご説明してきましたが、検品は単純な業務ですが簡単な業務ではありません。検品業務はどのようなところが難しいのでしょうか。その課題をいくつかご紹介します。
①人件費がかかる
まず検品を行うと、検品担当者が作業する必要があり、時間も人件費も発生します。検品の正確性を上げていくとすると、二重に検品をする必要などが出てきてキリがありません。
このように人手・人件費が必要になるというのが一つ目の課題です。
②手作業によるミスが起こる
また、手作業・目視で検品を行う場合、必ずヒューマンエラーが発生します。ミスを0にすることは不可能に等しいです。
③自動化にはお金がかかる
上記のような、人を使うことで起こる課題を解決する方法として、バーコードとバーコードスキャナー等を使った機械での作業・管理方法があります。
スキャナーを用いての検品を行うことで、人が見逃してしまうミスを減らすことが出来たり、そもそもの検品スピードを上げることが可能です。
しかし、これを実現するためには設備投資が必要になったりします。また、製品によってはバーコードの大きさや位置、種類を変える必要が出てきたり、それによる読み取り装置の種類が増える可能性もあります。
このように自動化することによる、人件費の削減などのメリットがありつつも、初期投資がかかるという課題も発生します。
こうして改めて見ると検品作業の大切さが分かりますよね☺
今日も最後までお読みいただきありがとうございました♪
それではまた(^^)/