様々なお盆文化

こんにちは!

栃木・群馬・埼玉・茨城でデバンニング活動をしております、株式会社Mr.Devanning広報担当のHです!

本日弊社ではトータル33本のデバンニング作業を行いました。

ご依頼いただきました企業様ありがとうございました(‘◇’)ゞ




前回ではお盆のことに触れたかと思います。

お盆って地域差があっておもしろいですよね。

私の住んでいる都道府県では『川施餓鬼』という独特の風習があるそうです。

有名どころで言うと、灯篭流しや精霊流し、送り火などでしょうか?

特に、京都や沖縄ではお盆時に大規模なお祭りをしますよね(*’ω’*)

先祖の霊魂を迎え入れ供養するということはほとんど共通していますが、

その供養の仕方が地域特有のものになっているというのがすごいですよね。

全国にはちょっと変わったお盆の行事があるので、それを少し紹介したいと思います。



①広島県・大崎上島

この大崎上島で行われる盆踊りでは、新盆を迎えた人の遺影を背中に背負って踊るそうです。

その遺影は家族の方々が順番に背負います。

ご先祖様の遺影を身につけると、より一層亡きご家族のぬくもりや生のありがたさが伝わるような感じがしますね。


②沖縄県

沖縄県は旧暦でお盆を迎えます。

やはり、本州から離れた土地で歴史を紡いできた沖縄には独特のお盆文化があります。

ご先祖様を送る3日目の晩に、死後の世界のお金を燃やすという行事が行われます。

そのお金は黄土色でお札よりも一回り大きく、名前は「ウカチビ(打紙)」と言うそうです。

燃やした量だけあの世でご先祖様が持つお金が増え、

そのウカチビは来年のお盆までの資金になるそうです💰

死後の世界はもしかしたら何かと物入りかもしれませんし、たくさんウカチビを焼くお家もいらっしゃるのではないでしょうか🤭

他にも沖縄には独特のお盆文化がたくさんありますが、全て書くとかな~り長くなってしまうので、

今回はウカチビの紹介のみ。


③群馬県・南牧村

ミスターデバンニングにとっても縁のある群馬県!

県内西部の南牧村には松明を使ったお盆の行事があります。

「大日向の火とぼし」と言うそうです。

お祭りと行事 – 群馬県南牧村 公式サイト (nanmoku.ne.jp)

村の子供たちが山に登り、松明に火をつけたら山を下って村に戻ります。

子供たちが持ってきた松明から村の男性が谷川の橋の上で火をもらい、

火がつけられた松明を大きな円を描くようにブンブンと振り回します。

炎の円が3つ4つ並んだ光景は何とも勇ましく、情熱的な気持ちにさせてくれます🔥

400年以上前の戦国時代から行われているもので、

当時武田軍に地元の住民たちが加勢し、領主を打ち負かしたことの喜びを火を回して表現したことがルーツです。




④福島県・新地町

福島県新地町には『あんこ地蔵』と呼ばれるお地蔵さんがあります。

このあんこ地蔵に、地元の人がお盆後最初の日曜日にあんこを塗るという奇祭があります。

口にこれでもかと塗りたくられるので、ちょっと可笑しくもあり、シュールな光景です🤭(↷こちらから写真が見れます)

あんこ地蔵 – 新地町ホームページ (shinchi-town.jp)

元禄時代にこの新地町に移り住んだ家山(かざん)和尚というお坊さんがいたらしいです。

子供や病気の女性等、困っている人を積極的に助けてくれる、地元の人からとても慕われていたお坊さんだそうです。

そして、何よりもあんこ餅が大好物。

住民たちはお礼の品や贈り物としてよくあんこ餅を差し上げたそうです。

このお地蔵さんは、家山和尚が亡くなってしまう前に、

「自分が死んでしまった後もみんなを守ってくれるお地蔵さんをこの地に建ててほしい」という願いから

地元の庄屋さんの協力によって建てられたものです。

家山和尚が亡くなってしまった後、新地町の隣町からある一人のおばあさんが

痛む足を治してもらおうと和尚を訪ねてきました。

新地町に着いて始めて和尚の死を知り、ひどく悲しんだおばあさんは

せめてもの供養として持ってきたあんこ餅をお地蔵さんの口に塗りました。

するとその後、おばあさんの足は治り、痛みもなくなったというお話です。

この一連の話から、地元の人々は病気や体の痛みを治すお祈りや、お願い事をしながら

お地蔵さんの口にあんこを塗るというお祭りができたそうですよ。



このように、日本では様々なお盆の風習があります。

地元のお盆について調べてみると町単位で風習が異なっていたりと、

各地域で分かれていることがわかって興味深いです。

ですが、去年からはお盆のお祭りが中止になったり

規模を縮小したりとコロナウイルスの影響が出ています。

きっと、知っている人がごくわずかしかないお盆文化もあるかもしれません。

コロナ禍でそういった文化が失われないかがすごく心配です…😥

「コロナに打ち勝つ」というのは、こういった風習や文化を守るための言葉でもあると思います。

こう考えると、普段何気なくしているお盆の習慣をしっかりやっておこうと思えてきますね。





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オプションとしてラップ巻き作業、フォークリフト作業(搬送、格納)、商品検品作業、シール・ラベル貼付作業まで行います(‘◇’)ゞ

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