このページでは、デバンニング初心者の方へデバンニングをする上で知っておいた方がいい情報を
「安全」「作業」「マナー」の3項目に分けて解説していきます。
最後までご覧いただければ、あなたも立派なデバンニストです!
マナー編 vol.1
デバンニングはお客様の倉庫内でおこなうことがほとんどです。
マナーやルールを守らず怒られてしまうことがないように注意しましょう。
1.敷地に入ったら速度制限に
注意しましょう
大抵の倉庫には速度制限が設けられています(10km/h~20kmlhくらい)。入口に標識があるのでそれに従いましょう。もし標識がなかった場合でも20km/h以上は出さないようにしましょう。また、一方通行の倉庫も多いので逆走したりしないよう中止してください。
2.とりあえず挨拶をしましょう
何も言わずに倉庫に入ってしまうと不審がられてしまうことがありますので、挨拶はきちんとしましょう。
3.休憩所やトイレを借りるときは
キレイに使いましょう
4.悪目立ちするような格好は
避けましょう
派手派手やボロボロな見た目は良い印象がありません。
5.大きな声で話をしたり、
笑いながらの作業は控えましょう
お客様からするとふざけていると思われてしまいます。普通の声量で業務の話をするのであれば問題ありません。
6.作業が終わったら清掃をして
すみやかに帰りましょう
仕事の話だとしても、いつまでも倉庫内にいるのは良くありません。話をするにしても外に出てからにしましょう。
②~⑥は当たり前のことを言っていると思われるかもしれませんが、意外と守れてなかったりします。あくまでお客様の倉庫で作業をさせてもらっているということを忘れないようにしましょう。
マナー編 vol.2
こんな事やってませんか?現場でのNG行為集
ゴミの置きっぱなし
これは良く見かけます。ペットボトルやグローブのゴミが多いです。わざとじゃなくて片付けるのを忘れてしまっただけだと思いますが、とても印象が悪いです。他にも、切った封印が落ちたままだったり、使い切ったラップの芯が置きっぱなしだったりもNGです。作業が終わったらゴミは必ず片付けましょう。
ちょっと遅刻
「5分や10分の遅刻…そんなに問題ないでしょ」と思っていませんか?実はコンテナには2時間縛りというルールがあります。これはデバン開始時刻から2時間以内にコンテナを空にしてトレーラーを出発させなければならないというルールです。(2時間を超過すると遅延金の支払いが発生します)このルールがあるのでデバンの仕事は遅刻には厳しいです。遅刻をするとたくさんの人に迷惑をかけてしまいます。開始時刻に作業が始められるよう準備しておきましょう。
マナー編 vol.3
コンテナの掃除について
今回はコンテナの掃除の注意点について解説します。デバンの作業が終わったら掃除もすることはご存知かと思います。
モップやほうきで掃除します。隅っこや壁際はゴミが残りやすいので念入りに掃除しましょう。
他にも、ラッピングヒモやテープが残っていないか確認しましょう。
※今回のデバンとは関係ないゴミやヒモも片付けないといけません。海外では掃除をしないで返却している事が良くあるので、その点にも注意が必要です。
汚れやゴミが残ったまま返却してしまうと後で掃除費用を請求されてしまうことがあります。
コンテナの中に何も残っていないのを確認したら掃除は完了です。